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【A.P.C.デニム】プチニュースタンダードはきつい?500時間穿き込んだ色落ちをレビュー

A.P.C.のプチニュースタンダードを500時間穿き込んだレビューを徹底解説しています。

  • プチニュースタンダードって穿き心地がきついって聞くけどホントなのかな?
  • プチニュースタンダードの色落ちってどんな感じなんだろう?
  • 誰かリジッドから500時間くらい穿き込んだレビューをしてくれないかな

アーペーセーの中でも「プチニュースタンダード」は人気のあるデニムです。

しかし、Google検索でプチニュースタンダードを検索すると関連キーワードに「プチニュースタンダード きつい」と出てきます。こんなネガティブワードが出てくると不安になりますよね。

私もプチニュースタンダードは不安を抱えながら購入し、そこから500時間経過しました。確かにきつくて動きづらいのですが、その分良い感じのシワが発生し、とても満足度の高い一品になっています。

jumpei
jumpei
本記事ではプチニュースタンダードを500時間穿き込んだ私が、プチニュースタンダードの穿き心地や色落ち具合をレビューします。

アタリやシワの状態を写真付きで解説するので、500時間の経年変化が理解しやすいでしょう。

なお、プチニュースタンダードの購入時のサイズ感やシルエットについては以下記事をご参照ください。

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結論:【A.P.C.デニム】プチニュースタンダード 穿き心地はきついですが、それが面白い

プチニュースタンダード-500時間穿き込み-セルビッジ

プチニュースタンダードの穿き心地ですが、ぶっちゃけきついです。どれくらいきついかと言うと、しゃがんで靴ひもを結ぶのが大変なレベルできついです。

生地が硬い上にタイトなジーンズなので、穿き始めはかなり違和感を覚えるかもしれません。プチニュースタンダードのきつさについては良い服チャンネルのふくたろうさんも語っています。

しかし、このきつさがプチニュースタンダードの良いところです。きついということはそれだけテンションがかかり、ヒゲやハチノスが出やすくなります。

つまり、プチニュースタンダードは経年変化を楽しみやすいデニムなんですよね。きついきついと言いながら穿くデニムも楽しいですよ。

jumpei
jumpei
プチニュースタンダードはきついですが、穿き込めば慣れてきて、逆にクセになりますよ。

【A.P.C.デニム】プチニュースタンダードをリジッドのまま500時間穿き込みました

私はプチニュースタンダードをリジッドのまま500時間穿き込みを行っています。

データ

  • 穿き込み時間:500時間(週40時間×約3ヶ月)
  • 洗濯回数:ゼロ

リジッドのまま500時間穿き込んだ色落ち具合や質感の変化をレビュー致します。

プチニュースタンダード 500時間穿き込みの色落ちと質感【膝裏がすごい】

プチニュースタンダードを500時間穿き込んだ結果ですが、色味は購入当時より少しだけ淡くなった印象です。

まずは、購入時のプチニュースタンダードから。

アーペーセー購入時の上からの画像プチニュースタンダード購入時の上からの画像(後ろ部分)

↑は購入時のプチニュースタンダード。穿き込んでいないので、シワがほとんどないです。

次に500時間穿き込んだプチニュースタンダードをみてみましょう。

プチニュースタンダード500時間穿き込み-上からの画像プチニュースタンダード500時間穿き込み-上からの画像(後ろから)

↑はプチニュースタンダードを500時間穿き込んだ全体画像です。一度も洗っていないため、リジッドの光沢感も失っていません。

500時間穿き込むとシワの入り方が凄いですね(自画自賛すみません)。

購入時と500時間穿き込み比較画像

↑は購入時と500時間穿き込み後の比較画像です。画像では分かりにくいと思いますが、肉眼で見ても購入当初よりは色が少し淡くなった印象です。

ちなみに、500時間もデニムを穿き込むと特有の臭いがしてきます。以下記事でデニム専用消臭スプレーをレビューしているので、気になる方はご覧ください。

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jumpei
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プチニュースタンダードは穿き込むことでしっかりとシワが発生することが分かりました。

500時間の穿き込みでウエストが1cm伸びました

プチニュースタンダード-ウエストを計測している画像

プチニュースタンダードは500時間の穿き込みによりウエスト部分が伸びました

サイズ29なのですが79cm→80cmになりました。

購入時はベルトをしなくても穿けたのですが、500時間穿き込むとベルトをしないと不安になるレベルです。

サイズ29のウエスト部分のデータ

購入時のウエスト:79cm(39.5cm×2)

500時間穿き込んだ後のウエスト:80cm(40cm×2)

プチニュースタンダードに限らずリジッドデニムはコットン100%が基本であるため、穿き込むと伸びてきます。

洗うことで縮むのですが、リジッド状態で長く穿き込みたい方は「ウエスト部分が伸びてくる」ことは考慮しましょう。

リーバイスの501XXも洗うことで縮みました。気になる方はぜひご覧ください。

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jumpei
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「洗うと縮んで、穿き込めば伸びる」これがデニムの面白さでもあります。

【A.P.C.デニム】プチニュースタンダードの500時間穿き込み!各部分のアップ画像

プチニュースタンダードの500時間の穿き込みで、変化があった部分の画像をアップします。

ヒゲ

プチニュースタンダード-500時間ヒゲ

プチニュースタンダードを500時間穿き込んだヒゲはこんな感じ。しっかりとしたシワが発生しています。シワの部分は色落ちして若干淡くなっています。

ハチノス

プチニュースタンダードを500時間ハチノス①プチニュースタンダードを500時間ハチノス②

500時間穿き込んだ一押しポイントはハチノスです。バキバキのハチノスになっており、色落ちも発生しています。おそらく、洗濯するともっと良い感じになるでしょう。

jumpei
jumpei
プチニュースタンダードは細身のデニムでテンションがかかるため、ヒゲやハチノスが発生しやすいです。

プチニュースタンダード500時間穿き込んだ膝部分①プチニュースタンダード500時間穿き込んだ膝部分②

膝にもシワが発生しています。

ヒップ

プチニュースタンダード500時間ヒップ

後ろポケットには長財布とスマホを入れているため、内側の角部分に若干のアタリが発生しています。

コインポケット

プチニュースタンダード500時間コインポケットプチニュースタンダード500時間-前ポケット

左前ポケットにはくっきりとした横線のシワが発生しています。

ボタンフライ

プチニュースタンダード500時間-ボタンフライ

ボタンフライはそんなに大きな変化はないですね~。

ヒゲやハチノス、ボタンフライといった言葉が出てきましたが、以下記事でデニムの専門用語を解説しています。興味のある方はぜひご覧ください。

【A.P.C.デニム】プチニュースタンダードの着用画像

プチニュースタンダードを500時間穿き込んだ着用画像は以下のとおりです。

プチニュースタンダード500時間着用画像-前から

↑は前からの画像。あわせているシューズはスタンスミスです。以下記事では、スタンスミスのお手入れ方法や洗い方を解説しています。

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プチニュースタンダード500時間-後ろからの着用画像

↑は後ろからの着用画像。ハチノスがエグいですね。

プチニュースタンダード500時間-左からの着用画像

↑は左からの着用画像です。

プチニュースタンダード500時間-右からの着用画像

右からの着用画像。

ちなみに、トップスはアークテリクスのスコーミッシュフーディです。1年中着れる機能性の高いウィンドシェルなので、おすすめです。

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プチニュースタンダード500時間着用画像のヒップ部分プチニュースタンダード500時間の生地部分のアップ画像

まだ洗っていないので、リジッドの光沢感を保っており、毛羽立ちはありません。

プチニュースタンダードのロールアップとマンティス2の画像

↑はプチニュースタンダードをワンロールアップさせた着用画像です。プチニュースタンダードは赤耳セルビッジです。

裾のたるみが気になる時はツーロールアップしています。

ボディバッグはアークテリクスのマンティス2です。使いやすいサイズ感でヘビロテしています。気になる方は以下リンクからどうぞ。

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【A.P.C.デニム】プチニュースタンダードのメリット

プチニュースタンダードを500時間穿き込んで感じるメリットを紹介します。

プチニューのメリット

  • スキニーデニムなので、シワやアタリが出やすい
  • シルエットがキレイ
  • デニムだけどドレス感が強い

スキニーデニムなので、シワやアタリが出やすい

プチニュースタンダード-膝裏のハチノス

プチニュースタンダードはA.P.C.の中でも最も細いデニムです。他のブランドを探してもここまで細いリジッドデニムはないのでは?と思うくらい細いです。

スキニーでリジッドであるため、動きにくいのですが、その分テンションがかかります。

細身のジーンズの方が、ヒゲやハチノスは発生しやすいと言われています。

実際にプチニュースタンダードを500時間穿き込んでみて、リーバイスのLVC501XX1955モデルよりもシワがくっきりと発生した印象です。

LVC501XX1955モデルの500時間穿き込みレビューは以下記事で解説しています。

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シルエットがキレイ

グレゴリーのクイックポケットMの前掛け画像

プチニュースタンダードは、膝から裾にかけてテーパードが強めにかかっているため、身体のラインをキレイに見せてくれます。

かといって、そこまで身体にピタピタというわけではありません。このバランスが絶妙なシルエットを生み出しています。

グレゴリーのクイックポケットMに合わせてもばっちり。クイックポケットMは小柄でとても便利なバッグなので、興味のある方は以下記事をご覧ください。

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jumpei
jumpei
プチニュースタンダードはシルエットがキレイになり、様々なコーデに合わせやすいです。

デニムだけどドレス感が強い

プチニュースタンダード500時間穿き込み-上からの画像

プチニュースタンダードはデニムだけどドレス感の強いアイテムになっています。理由は以下のとおりです。

  • リジッドで色が濃いため
  • 光沢のある上品な色合いであるため
  • シルエットが細身であるため
  • シンプルなデザインであるため

デニムはカジュアル要素が強くなりがちです。しかし、プチニュースタンダードは美しいシルエットからドレス寄りのコーデにも十分対応できるアイテムになっています。

jumpei
jumpei
ドレスパンツの代わりにプチニュースタンダードを穿いても大きな違和感はないと思います。

【A.P.C.デニム】プチニュースタンダードのデメリット

プチニュースタンダードのデメリットを挙げるとしたら以下の1点のみです。

プチニューのデメリット

動きにくい【リジッドで穿き込む場合のみ】

動きにくい【リジッドで穿き込む場合のみ】

プチニュースタンダード-屈伸

プチニュースタンダードはリジッドのスキニーデニムであるため、とにかく動きにくいです。

しゃがんで紐が結ぶことが大変なレベルです。また、家から帰ってきてプチニュースタンダードを脱ぐ時も硬くて一筋縄ではいきません。

500時間穿き込んでも硬さを感じます。購入当初よりかはマシになりましたが、動きやすさで言えばユニクロのストレッチジーンズの方が断然良いです。

正直、リジッドデニムに慣れていない方はかなりきつく感じるでしょう。とはいえ、その「きつさ」がクセとなり、プチニュースタンダードへの愛着に変わっていきます。

プチニュースタンダードは「根性穿き」には持って来いのジーンズだと思っています。

jumpei
jumpei
プチニュースタンダードは500時間穿き込んでも動きにくさを感じます。

まとめ:プチニュースタンダードはきついけどデニムの面白さを知れるから初心者にこそ穿いてほしい

プチニュースタンダード-500時間ヒゲ

本記事ではA.P.C.のプチニュースタンダード500時間穿き込みレビューを実施しました。リジッドのまま500時間穿き込みましたが、いまだにきつさを感じます。

しかしながら、ヒゲやハチノスはしっかりと発生するため、エイジングを楽しみたい方にはおすすめの一本です。

気になる方は下記リンクをご覧ください。プチニュースタンダードは並行輸入品であれば公式よりも安く購入できます。

 

 

 

 

なお、プチニュースタンダードのサイズ感は以下記事で解説していますので、サイズ選びの参考にしてください。

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