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リーバイス501XXリジッドデニムの洗い方を徹底解説【糊落としの手順も紹介】

リーバイス501XX-洗い方-アイキャッチ

  • リジッドデニムを購入したけどどうやって洗えばよいの?
  • リジッドデニムの洗い方の手順を簡単に解説してほしいな

リジッドデニムは穿き込むことで味わいが出ます。私も10年弱穿いているデニムがあるのですが、愛着が湧きすぎて毎日鑑賞しています。

とはいえ、リジッドデニムはウォッシュ後の縮みで失敗したくない、洗うのが面倒という理由で購入を諦める方は少なくありません。

そこで、本記事ではリジッドデニムの洗い方についてリーバイス501XX1955モデルを例に解説します。ステップごとに解説しているので、初めて方でも理解しやすい内容です。

※本記事は糊落とし(ワンウォッシュ)をして縮めてから長期間の穿き込みを予定している方へ向けた内容となっています。

jumpei
これからリジッドデニムの購入を検討している方は是非参考にしてください。

リジッドデニムの洗い方の手順

早速、リジッドデニムの洗い方の手順をみていきましょう。

リジッドデニムの洗い方の手順

STEP1.デニムを裏返して、ボタンもしくはジッパーを閉める

STEP2.デニムを40℃~50℃のお湯に1時間程度つける

STEP3.デニムを洗濯機で洗濯する

STEP4.デニムを乾燥させる

ステップごとに解説しますね。

※新品のリジッドデニムを縮める場合の洗い方の手順となっています。長期間穿き込んだリジッドデニムの洗い方ではないので、ご注意ください。

ちなみにLVC1955のリジッドデニムはファーストウォッシュ後に2インチ程度縮みます。実際に、どれくらい縮んだかはこちらの記事で解説しているので、参考にしてください。

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STEP1.デニムを裏返して、ボタンもしくはジッパーを閉める

ボタンフライ_チャック

まずは、デニムを裏返します。裏返す理由としては、生地へのダメージを防ぐためです。

また、リーバイス501XXのようなコットン100%のデニムは、洗濯するごとに手触りが柔らかくなり、色自体も明るくなります。

自然な色落ちを実現したい場合は、裏返しにして洗濯するのが良いと言われています。

デニムを裏返しにした後、形が崩れないようにボタンやジッパーは締めるようにしましょう。

jumpei
余計な色落ちを防ぐために、裏返して洗うことが大切です。

STEP2.デニムを40℃~50℃のお湯に1時間程度つける

次に、裏返しにしたデニムを40℃~50℃のお湯に1時間程度つけます。お湯につける理由は、糊を落とすためです。

デニム_桶_in

デニムは製作工程上、生地を安定させるために糊が付けられています。

とはいえ、糊が付いた状態では硬くて穿き心地も良くないため、世に出ているほとんどのデニムはウォッシュをかけて糊を落とした状態で販売されています。

しかし、リジッド特有のバキバキ感を楽しみたい方も一定数いて(私もその一人)、そのニーズを満たすためにリジッドデニムや生デニム、ノンウォッシュデニムと呼ばれるものは糊がついた状態で販売されているのです。

jumpei
ファーストウォッシュではしっかりと糊を落とす必要があります。

リジッドデニムに付着した糊は、冷水では溶けにくいので、40℃~50℃のお湯につけるのがよいです。

お湯につけるとインディゴの色が落ちて汚れが移るリスクがあります。汚れてもよい大きめの容器を用意するようにしましょう。

私は足湯用のバケツがあったので、こちらを利用しました。

足湯用桶

ちなみにこのバケツはたためるバケツになっているので収納にも困りません。足湯もできます。

桶を折りたたんでいる画像

上記のように折り畳んで、隙間に収納可能です。

桶の寸法を測っている画像

折り畳むと7.5cm~8.0cmになります。

気になる方は下記リンクからチェックしてみてください。

デニムをお湯につける際の注意点は以下のとおりです。

デニムをお湯につける際の注意点

  • ポンと入れるだけでなく、空気を抜いて沈める
  • 重しを置く

デニムはポンと入れるだけでなく空気を抜いて全体にお湯を染み込ませることが大切です。泡が出なくなるまで軽く押し込みましょう。

また、デニムは浮いてくるので重しをしておきましょう。

こんな感じ!!2Lのペットボトルに水を入れて重しにしました。

桶へつけこみ

この状態で1時間程度待ちます。1時間経過後、お湯からデニムを取り出します。

デニムを取り出した後の画像ですが、結構色がついています。青というよりかは黄色っぽい。

桶へのつけ込み後の様子

これを浴槽で実施すると、浴槽にインディゴの色が移ってしまい、これを洗うのが本当に大変です。

jumpei
40℃〜50℃のお湯に1時間つけて、しっかりと糊を落としましょう。

STEP3.デニムを洗濯機で洗濯する(すすぎ数回+脱水)

いよいよ、デニムを洗濯機に突っ込みます。洗濯機で洗濯する理由は、「残っている糊を落とすため」「しっかりと縮ませるため」の2点です。

洗濯前_画像

デニムは裏返しのまま、洗濯機に入れ、「すすぎ数回+脱水」で進めましょう。

デニムを洗濯機でファーストウォッシュする際の注意点は以下のとおりです。

デニムを洗濯機で洗う際の注意点

  • 洗剤は入れない
  • 他の洗濯物と一緒に入れない
  • 裏返しのまま入れる

洗剤は入れる必要はありません。洗剤を入れなくても糊はしっかりと落ちます。

※長期間穿き込んで、汚れや臭いが酷い場合は、洗剤を入れて通常コースでの洗濯を推奨します。

また、他の洗濯物と一緒に入れると色移りしてしまうので、デニム単独で洗濯機にかけてください。

洗濯後_画像

洗濯が終わるとこんな感じ!リーバイスは撮り忘れたのでユニクロデニムで代用しています。

STEP4.デニムを乾燥させる

デニムを洗濯したら、自然乾燥させます。私は、サイドのベルトループにS字フックを通して、浴室で乾燥させました。

こんな感じ!!乾かす時もボタンやジッパーはしっかりと閉めましょう。

ファーストウォッシュ後の乾燥の様子

デニムを自然乾燥させる注意点は以下のとおりです。

デニムを自然乾燥させる際の注意点

  • 裏返しのまま乾燥させる
  • 形を整える
  • 陰干しを徹底する

自然乾燥は裏返しのままで、陰干しするようにしましょう。裏返しで乾燥することで、ポケットなどの渇きが早くなります。

表面で日のあたるところに干してしまうと、余計な色落ちが発生する可能性があるので注意が必要です。

また、乾かす際に形を整えることも重要です。全体的に軽くたたいて気になるシワは伸ばすようにしましょう。特にセルビッジは洗濯後に丸まって変形していることが少なくありません。

乾燥させる前に、セルビッジもしっかりと伸ばしておきましょう。

セルヴィッチ

全体の水分が抜けきると乾燥完了です。

リーバイス501XX1955 ファーストウォッシュ後の画像 暗くて申し訳ないです。

ファーストウォッシュ後の全体画像

後ろからのアップです。少しシワがあります。

ファーストウォッシュ後の後ろからのアップ

また、ファーストウォッシュ後はガッツリ縮みます。実際にどのくらい縮んだのかは以下の記事で解説しているので、興味のある方はご覧ください。

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ファーストウォッシュ後はガンガン穿いていきましょう

ここまで、リジッドデニムの洗い方の手順を解説しました。もう一度復習すると手順は以下のとおりです。

リジッドデニムの洗い方の手順

STEP1.デニムを裏返して、ボタンもしくはジッパーを閉める

STEP2.デニムを40℃~50℃のお湯に1時間程度つける

STEP3.デニムを洗濯する

STEP4.デニムを乾燥させる

そんなに難しいことではありません。基本的にすべて裏返しの状態で行うことを徹底しましょう。

ファーストウォッシュ後はガンガン穿いて、自分の足にフィットするデニムを育てていきましょう。

私はたくさんのリジッドデニムを穿いてきましたが、その中でもリーバイス501XXの1955モデルがおすすめです。独特の毛羽立ち感がたまらないのですよね。

興味のある方はぜひ下記リンクをご覧ください。リジッドデニムは縮みを考慮して、2インチ大きいサイズを選ぶことをおすすめします。

また、LVC1955を500時間と1000時間穿き込んだ経年変化は以下の記事で紹介していますので、興味のある方はぜひご覧ください。

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最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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