デニム

オアスロウ105デニムのサイズ感やシルエット、ディティールをレビュー

オアスロウ105-アイキャッチ画像

  • オアスロウ105が気になる
  • サイズ感やシルエットはどんな感じだろう
  • ディティールも含めて誰かたくさんの写真でレビューしてくれないかな

デニムが大好きなjumpeiです。この度オアスロウ105を購入しました。私がオアスロウ105を購入した理由は以下のとおりです。

オアスロウ105購入の理由

  • ネップ感強めの生地
  • 小洒落たディティール
  • シルエット

※ネップとは糸の繊維が絡んでできる不規則なかたまりのこと

お店でオアスロウ105を手に取った瞬間に惚れてしまいました。今まで、デニムを8本ほど育てましたが、オアスロウのような生地に触れたことはありません。

ほんと買って良かったと思っています。デニム新調に向けてオアスロウ105が気になっている方はいるでしょう。

本記事では、オアスロウ105のサイズ感やシルエット、ディティールを徹底解説します。

たくさんの写真でレビューするので理解しやすいと思います。オアスロウ105の購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

jumpei
jumpei
172cm、58kgでサイズ2(M)を購入しました。

 

オアスロウはどんなブランドなのか?

オアスロウ105-フラッシャー付き

オアスロウは2005年に発足した日本のブランド。ブランドコンセプトは以下のとおりです。

オリジナリティのある服を吟味しもの創りをする。
めまぐるしい速さで流れていくファッションの世界、ゆっくりと進みながら自分らしさを見つめ続けていく。

引用:オアスロウ公式

orslowという名前は、ブランドコンセプトの「originalityのor」と「ゆっくりのslow」を組み合わせとのこと。

企画、パターン、サンプル縫製まですべて自社アトリエで実施。アトリエには量産工場とほぼ同じ設備の 工業用ミシンを揃え、サンプルはデザイナーが全て手作りで縫製を行っています。

ゆっくり、じっくり吟味しながら素材や縫製など、細部にまでこだわった納得のいくモノ作りをしているオアスロウは多くの人に支持されています。

jumpei
jumpei
オアスロウは、時代が変わっても色褪せない質実剛健なアイテムを多く揃えているブランドです。

 

オアスロウ105の基本情報

オアスロウ105-真上から全体の画像

オアスロウ105はオアスロウの中でも大定番アイテム。基本情報は以下のとおりです。

商品名 105 STANDARD
素材 コットン100%
オンス 13.7
カラー展開 one wash,2years wash
サイズ 0(XS),1(S),2(M),3(L),4(XL),5(XXL)
価格 税込¥24,200
生産国 日本

ブランド発足から3年の試行錯誤を重ねて完成されたorSlowのフラッグシップとも言える5ポケット定番ストレート。
細すぎず、太すぎない着回しのきくシルエットでフロントはボタンフライ。特別にあしらえたムラ糸を使い旧式のシャットル織機で織りあげられたオリジナルデニム。着用と洗いを繰り返すことにより他にはない独特な色落ちを感じることができる。ミシン、縫い糸、縫製仕様等の隠れたギミックも経年変化後にあらわれてくる。

引用:オアスロウ公式

105はリーバイス501(BIG E)をイメージして作られています。太すぎず細すぎず絶妙なシルエットが魅力です。生地は13.7オンスの厚みとネップ感のある独特な仕様になっています。

jumpei
jumpei
オアスロウは生地の開発にあたり、ヴィンテージのリーバイス501XXを分解し、顕微鏡を使って糸レベルまで研究・分析をされたそうです。生地にかける情熱が凄い!!

 

オアスロウ105とオアスロウ107の違い

オアスロウ105と107

画像引用元:http://orslow.jp/products/

オアスロウのジーパンを代表するモデルに105と107があります。それぞれの違いは以下のとおりです。

105 STANDARD 107 IVY FIT
ストレートシルエット スリムテーパード
ボタンフライ ジップフライ

↑以外の仕様はほとんど同じです。ざっくりと普通〜太めに穿きたい人やボタンフライの経年変化を楽しみたい人は105。スリムに穿きたい人は107を選ぶとよいでしょう。

jumpei
jumpei
105も107どちらも人気のジーパンです。

 

 

オアスロウ105のディティール

オアスロウ105を畳んだ画像

ここではオアスロウ105のディティールを見ていきましょう。

オアスロウ105-リベット

105のリベットは青錆加工がされています。ヴィンテージジーンズを再現しているようです。

オアスロウ105はしリベットがない

隠しリベットはありません。

オアスロウ105ボタンフライ

オアスロウ105はボタンフライです。ボタンの光沢感はそこまで強くありません。少し濁ったいい感じの金属です。

オアスロウ105磁石がくっついた画像

磁石はくっつきません。つまり鉄ではない。アルミもしくはステンレスでしょうか。どなたか教えていただければ幸いです。

日本地図が描かれた紙パッチが使用されています。まさしくメイドインジャパン!!

内側にも日本地図が刺繍されています。

オアスロウ105-バックポケットの刺繍①オアスロウ105-バックポケットの刺繍②

バックポケットにはデニムと同色のステッチが入っています。遠目からみるとあまり目立ちません。主張の弱いさりげないデザインが気にっております。

オアスロウ105-セルビッジ

セルビッジは白耳です。長さは。チェーンステッチで縫われています。裾のパッカリングが楽しみです。

オアスロウ105コインポケットの耳

コインポケットの内側も耳がついています。

オアスロウ105-生地感

生地はとにかくネップ感が凄い。写真では分かりにくいですが、ところどころに毛玉があります。そのため、全体的にザラつきのある手触りです。

オアスロウ105-ネップ感の注意書き

オアスロウ105を購入すると↑の注意書きのタグが付けられています。このネップ感は意図的に演出されているのです。私がオアスロウ105の激推しポイントはこの生地なんですよね。

リーバイスにもA.P.C.にもない生地感なので、度肝抜かれました。今後の経年変化が楽しみすぎます。

jumpei
jumpei
ディティールへの拘りから、デニムへの圧倒的な情熱が伝わります。

 

オアスロウ105のサイズ感とシルエット

オアスロウ105-下半身アップ画像

オアスロウ105のサイズ表は以下のとおりです(単位:cm)。

サイズ ウエスト 股上 股下 ワタリ 裾幅
0(XS) 76 27 76 27 19.5
1(S) 80 28 77 30 21.5
2(M) 82 29 79 32 22
3(L) 86 29.5 81 33 22
4(XL) 88 31.5 83 33.5 22
5(XXL) 92 33 85 33.5 22

筆者の体型

  • 身長   172cm
  • 体重   58kg
  • ウエスト 80cm
  • 股下   76cm

私は上記の体型で、サイズ2(M)を購入しました。

オアスロウ105前-外からオアスロウ105横から外②オアスロウ105横から外①オアスロウ105後ろから外

可能な限り色味が伝わるように外で撮影しました。

ワンサイズアップを着用しているので、ケツがオムツを履いているように膨らんでいます。かなりルーズなシルエットに見えるでしょう。

このルーズさも洗って縮むことで多少なりともタイトめなフィット感になってくると思います。

ちなみに、ヘインズのビーフィーとパラブーツにオアスロウ105を合わせています。

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オアスロウ105-前から-室内オアスロウ105-横②-室内オアスロウ105-横①-室内オアスロウ105-後ろ-室内

次は屋内で撮影しました。まだ1回も洗っていないのでしばらくこのルーズ感を楽しみたい!!

ラコステとスタンスミスにオアスロウ105を合わせています。

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オアスロウ105--洗濯前のウエスト

ウエストはこんな感じです。筆者(ウエスト80cm)がサイズ2(M:ウエスト82cm)を着用すると、指3本入いるくらいユルユルです。ベルトは必須ですね。

172cmウエスト80cmでサイズ2(M)を着用すると少しルーズな印象ですが、私はこのシルエットが気に入っています。

店舗ではサイズ1(S)を着用したところ、私の体型(ウエスト80cm)ではサイズ1(S)がジャストサイズでした。サイズ表をみてもサイズ1(S)はウエスト80cmです。

サイズ1(S)ではウエストが窮屈だったこと、洗濯後の縮みが心配だったことからワンサイズアップのサイズ2(M)を購入しました(サイズ2はウエスト82cm)。

※オアスロウ105はワンウォッシュ済みとはいえ、綿100%は洗濯を繰り返すと縮んできます。

週3ペースで楽しく穿けているので、サイズ2を買って大正解です。

オアスロウ105のファーストウォッシュの縮み具合は以下記事で解説しております。興味のある方はぜひご覧ください。

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オアスロウ105は裾上げする?私はしません

オアスロウ105-セルビッジ

172cmの私がサイズ2を着用すると、裾がガッツリと余ります。

オアスロウ105-タテ画像前から-ロールアップなし

↑はロールアップをしていない画像ですが、丈に余分なクッションが発生します。だらしないと見られる可能性を否定できません。

とはいえ、私は裾上げは実施しません。理由は以下のとおりです。

参考

  • テーパードを途中で切りたくない
  • ロールアップを楽しみたい
  • 洗濯すると徐々に縮んでいく

裾上げすると綺麗に設計されたテーパードを切ることになるんですよね。個人的にはそのままの状態を楽しみたいです。綿100%のジーパンは基本的に洗濯すると縮みます。裾上げすると最終的にロールアップしにくい丈になる可能性があります。

オアスロウはワンウォッシュで販売されているので、そこまで縮むことはないでしょう。とはいえ、油断できません。私はリーバイスで縮みの恐ろしさを経験済みです。気になる方は以下記事をご覧ください。

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何回も洗濯して縮み切った状態で裾上げは?と思うかもしれないですが、せっかく育てた裾のパッカリングがゼロからのスタートになってしまい、せっかくの経年変化が台無しになってしまいます。

jumpei
jumpei
裾上げするか、しないのかは個人の好みの問題ですね。オアスロウの丈は長いので、たるみが嫌な人は裾上げしましょう。

 

オアスロウ105のサイズ選びのポイント

サイズ選びのポイント

  • 太めに穿きたいならワンサイズアップがおすすめ
  • タイトに穿きたいならジャストサイズがおすすめ
  • 店舗で試着するのがベスト
  • 適切なサイズはウエストでチェックしよう

個人的に、オアスロウ105は少しルーズに穿くことがカッコいいと思っています。ワンサイズアップをおすすめしたいです。店舗で試着するのがベストですが、難しい場合はウエストで判断しましょう。

筆者の場合、ウエスト80でサイズ1(ウエスト80)がジャストサイズですが、ワンサイズアップが好みなのでサイズ2(ウエスト82)を選びました。

今はルーズなシルエットですが、洗いを繰り返すことで徐々にジャストフィットに近づいていくと思います。

 

オアスロウ105の口コミ・評判

口コミ

オアスロウ105の口コミ・評判をピックアップします。

デニムは、orslow105と107を長く愛用しています。今回は105を購入しました。 着用するたびに体に馴染んでくる感じや色落ちも良いので非常に良い商品です。価格に見合う価値があります。

引用元:楽天

【171cm 52kg / サイズS着用】 ブランドを代表するモデル「105」太すぎず、細すぎずで汎用性抜群です。 経年劣化で楽しめるアイテム。 コーデに困った時、「コレ履くか」で重宝間違いなし。

引用元:ビームス

167センチの64キロでMサイズを購入しました。ジャストサイズはSだと思いますが、ワンサイズアップして腰穿きして軽くルーズに穿いています。 BIGEあたりを再現しているみたいですが、レプリカブランドと比べいい意味で現代的なシルエットというかあまり野暮ったくならないような感じに仕上がっております。 ちなみに一年半穿きましたが、いい感じに色落ちしてきました。とても愛着がわいています。

引用元:楽天

デニム愛好家です。このデニムは二度目の購入ですが、色落ちも頑丈さも最高です。 今回、どのデニムを買うか迷ったけど、間違いないこのデニムを改めて育てることにしました。 オススメです。

引用元:楽天

オアスロウ105ですが、レビューを見ても高評価が多いです。デニムをたくさん穿いてきた私ですら、驚くほどのクオリティなので、間違いない一本なのでしょうね。

 

まとめ:オアスロウ105の生地とシルエットが大好きです

オアスロウ105-アイキャッチ画像候補

本記事ではオアスロウ105をレビューしました。細部までこだわって作られたオアスロウは穿いていて楽しい。

特に、ネップ感漂う生地と少し太めの絶妙なシルエットが堪りません。私はたくさんのデニムを穿いてきましたがオアスロウ105は本当に買って良かったと思えるジーパンです。

デニム好きには刺さる1本だと思います。気になる方はぜひチェックしてみてください。

 

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