本記事では、ローファーの磨き方・お手入れ方法を紹介します。
ステップごとに解説しているので、理解しやすいと思います。本記事の内容を実施するとあなたのローファーが見違えるほどキレイになり、長く愛用できますよ。
Contents
ローファーの磨き方・お手入れ方法の手順
ローファーのお手入れ方法の手順は以下の6ステップです。
この手順に必要な道具は以下のとおりです。
必要な道具
たくさんの写真を添えて解説します。
STEP1.シューツリーを入れる
靴磨きをする前にシューツリーを入れましょう。
シューツリーを使用すると、シワが伸びて、シワに入り込んだホコリも取りやすくなります。
また、シューツリーには「形状を保つ・湿気を吸収する・においを防ぐ・菌を抑える」という効果もあります。長くローファーを楽しみたいなら、持っていて損はないでしょう。
インターネットから2,000~4,000円で購入できますので、サイズに合ったシューツリーを選びましょう。
STEP2.馬毛でブラッシング
ローファーにシューツリーを入れたら馬毛でブラッシングします。
馬毛ブラッシングを行う理由は、「靴についたホコリを落とすため」と「栄養クリームを革に馴染ませやすくするため」です。
馬毛ブラシは柔らかいため、革を傷つけることなく、靴の表面についた埃をしっかりと取ることができます。
ブラッシングには、柔らかい馬毛ブラシが最適です。Amazonや楽天などで、数百円程度で購入可能です。
STEP3.ステインリムーバーで汚れを落とす
馬毛ブラッシングが終わったら、ステインリムーバーを使って、ブラシでは落としきれなかった汚れを落としていきます。
ステインリムーバーは、靴の表面の汚れや古いクリームを取り除き、栄養クリームがより浸透しやすくするための液体クリーナーです。
↑はモウブレイのステインリムーバーですが、水性で優しい成分が使われているため、本革にも安心して使えるクリーナーです。
使用方法としては、画像のように布にステインリムーバーを少量垂らし、靴全体を拭いていきます。液体は乳液のような質感で、簡単に広がります。
全体的に優しく拭いていきます。
拭いていると、ウエスが黒くなります。相当汚れが落ちていることが分かりますね。
STEP4.デリケートクリームを塗って革に栄養を与える
ステインリムーバーを使った後の革は、何も塗られていない素の状態になります。スッピン状態と言えばいいのでしょうか。
そのため、デリケートクリームを塗って栄養を与えることが必要です。
私はモウブレイのデリケートクリームを使っています。トゥルンとした質感です。
適量のクリームを取り、革全体に浸透させましょう。
私は、指で取っていますが、指で取りたくない場合は、ウエスやペネトレイトブラシを使っても大丈夫です。
ペネトレイトブラシであれば、指やウエスでは届かないようなコバまわりにもクリームを浸透させることができます。
STEP5.豚毛ブラシでブラッシング
栄養クリームを塗った後は豚毛ブラシを使って、全体的にブラッシングをしましょう。
豚毛ブラシを使う理由は、「栄養クリームをしっかり馴染ませること」と「ツヤを出すこと」です。
豚毛ブラシは、馬毛ブラシに比べて毛が硬めなので、クリームの粘りに負けず、しっかりと革に押し込むように浸透させることができます。
STEP6.クロス仕上げ(光沢を出したい場合の対応)
豚毛ブラシでもある程度の光沢は出ますが、もっと光沢を出したい場合はクロス仕上げをすると良いです。
※好みもありますので、光沢感を望まない場合は豚毛ブラシで終了しても構いません。
全体的にゴシゴシと拭きましょう。
ローファーを磨いたビフォーアフター
↑はローファーのビフォーアフターの画像です。アフターのほうが艶は出ていると思います。
また、革もモッチリとした印象です。
ローファーのお手入れに必要な道具
必要な道具
リンクは以下のとおりです。
まとめ:ローファーのお手入れは簡単!気負わずにチャレンジしよう
本記事では、ローファーのお手入れ方法を紹介しました。
ローファーは様々なコーディネートが楽しめる万能な革靴です。しかし、汚れているとダラシナイ印象を与えかねません。
ファッションを楽しむためにも、ローファーを長く愛用するためにも、定期的にケアをしていきましょう。
また、本記事で磨いた革靴はジャランスリウァヤのローファーです。フレンチデザインで、どのコーデにも合わせやすいです。4万円代の革靴とは思えないほどのクオリティですので、興味のある方はぜひご覧ください。
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