リーバイスヴィンテージクロージング501XXの1955年モデル(サイズW32L34)を購入してから2年が経過したため、本記事で経年変化報告をいたします。
この2年でおおよそ週2〜3の穿き込み、20回程度の洗濯を実施しました。
購入当初はバキバキにしようと躍起になっていたのですが、理想の色落ちは実現できませんでした。
とはいえ、LVC1955を2年穿いてみて、やっぱり良いジーンズだと思います。特に膝下までストンと落ちるワイドストレートシルエットが絶妙で、どの世代でも使いやすい1本と言えるでしょう。
一方で、たった1つの後悔があります。LVC1955を検討している方は私と同じ失敗をしてほしくないので、ぜひ参考にしてください。
ちなみにこのブログではLVC1955のファーストウォッシュから1年の穿き込みまでブログでまとめていますので、お時間ある際はご覧いただければ幸いです。
本記事でもリジッド~2年目までの経年変化を写真で確認できます。
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Contents
【リーバイス501XX】LVC1955の2年穿き込み評価
※スマホでご覧になっている場合は画面を明るくして頂ければ、色の変化が見えやすいと思います。
LVC1955を2年間穿き込みました。↑がファーストウォッシュ後、500時間経過後、1000時間経過後、1年経過後、2年経過の画像です。
室内で撮影しました。カメラの明るさ調整はしておりません。暗くて申し訳ないです。
※スマホでご覧になっている場合は画面を明るくして頂ければ、色の変化が見えやすいと思います。
↑はスマホのカメラで明るさ調整したLVC1955の比較となります。左が1年経過、右が2年経過となります。2年経過のほうは明るさ調整したところ、だいぶ青くなってしまい、肉眼と異なります。
↑は屋外で撮影しました。こちらのほうが肉眼に近いかもしれません。2年穿き込むことでキレイな青みが出てきました。
LVC特有の毛羽立ちに関して、太ももから膝にかけては無くなってきましたが、膝から裾にかけてはまだ残っています。
穿き込み2年のデータを以下に示します。
ポイント
- 穿き込み時間:2年(4800時間くらい)
- 洗濯回数:20回以上
- 洗剤:中性洗剤のみ
リジッドで購入後、即ファーストウォッシュを実施、そこから3ヶ月洗濯せずに穿き込みセカンドウォッシュを行いました。
セカンドウォッシュ後は定期的(週2〜3)に穿き込んで2年が経過しております。
ここでは、2年穿き込んだLVC1955各箇所の経年変化を報告します。
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ヒゲ
1000時間、1年(2400時間)、2年の前部分の画像を並べました。
2年経過してようやく控え目にも薄っすらとヒゲができた印象です。
1年目の時は全くヒゲが出なかったので、諦めていたのですが、何とか希望の光が見えてきました。3年、5年経つとヒゲが目立つようになるかもしれません。
「諦めたら試合終了」なので、自然な色落ちを目指して行きます。
スラムダンクの連載が始まったのが1990年。501XXはその遥か前から実在していたのだから、感慨深い(独り言すみません)。
ハチノス
1年目は全く発生しなかったハチノスですが、2年経過するとソレっぽいシワが発生しました。
というのも、2年目は何回か部屋着として着用して、スクワットを実施しました。その成果もあり、一縷の望みを繋いだ感じです。ハチノスの出現も長い目で見守ります。
私はA.P.C.のプチニュースタンダードを所有していますが、こちらのハチノスはヤバいです。興味のある方はぜひご覧ください。
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ヒップ
500時間、1000時間、1年、2年経過のヒップの画像を並べました。
「ジーンズの花形はオケツ」とYouTuberの紙とペンをくれさんが言っておりました。私もそう思います。
特にリーバイスのアーキュエイトステッチは年代を問わずケツを彩ってくれました。その存在感と偉大さは半端ないです。私の思い込みが激しいかもしれませんが。
肝心なLVC1955ケツの経年変化ですが、隠しリベットのアタリが強くなった印象です。また、左側の色が全体的に薄くなりました。
右ポケットにスマホを入れているのですが、スマホの形状は出ておりません。今後の経年変化が楽しみです。
裾のパッカリング
裾のパッカリングの経年変化はかなり進んだ気がします。2年経過したことで、ほつれてきております。
このペースで穿き続けると3年目のどこかでリペアが必要になるかもしれません。
膝
膝の経年変化です。2年経過したことで、アウトシームのパッカリングが徐々に出始めています。
コインポケット
500時間、1000時間、1年、2年経過のコインポケットを並べました。徐々に色が落ちていますね。2年経過してポケット周りの毛羽がだいぶ取れてきた印象です。
左前ポケット
左前ポケットの写真を並べています。2年経過の写真が暗くなってしまいました。申し訳ないです。
2年経過で横シワが硬めに形成されたような気がします。
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【リーバイス501XX】LVC1955 たった1つの後悔
LVC1955を2年以上穿いておりますが、たった1つの後悔があります。それは↓↓
【後悔】5cmも裾上げを実施したことです。
私は、ファーストウォッシュ後に5cmの裾上げを実施しました。裾上げの理由は、ロールアップせずに穿きたかったからです。
しかしながら、今となってLVC1955の太めのシルエットであれば、ロールアップして耳を見せた方がカッコ良いと思っています。
良かれと思い5cmロールアップを実施してしまったのですが、股下は67.5cmしかなく、この状態でロールアップしてしまうと足が短めに見えてしまうのです。
裾上げしすぎるとハイカットのブーツには合わないと思いました。そして、LVC1955は縮みます(1年穿いて股下は11.5cm、総丈13.0cm縮みました)。詳細は1年経年変化報告で解説しておりますので、参考にしてください。
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とはいえ、スタンスミスのようなノーズが長めのローカットスニーカーやローファーであれば、この丈感でも問題ないと思っています。
裾上げしてしまうと元に戻せないので、私の経験によるアドバイスにはなりますが、私と同じくらいの身長であれば(172cm)、裾上げは実施しないことをおすすめします。
LVCはウエストのサイズは選べますが、レングスはL34で固定なのです。レングスも選べれば良いのですが、メーカーからすれば在庫がリスクがあるので難しいでしょうね。
レングスを自由に選べるジーパンをお求めの方は、リゾルトをチェックするとよいでしょう。私は持っていませんが、欲しいです。
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LVC1955の2年経過の着用画像
LVC1955の購入から2年経過したということで、自分への備忘録も兼ねて着用画像も載せます。
スウィングトップのオリジンであるバラクータG9、足元はワークブーツのブランドストーンを合わせています。ワークブーツにはロールアップしたいですね。
ポロシャツのオリジンであるラコステL.12.12に対して足元はスタンスミスをチョイス。裾上げしたことで、ペタッとしたスタンスミスに相性抜群だと思っています。
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まとめ:2年経過のLVC1955、愛着しか湧きません
本記事では、LVC1955の2年経年変化を報告しました。
2年経過したことで、全体的に色落ちが薄くなっております。LVC特有の毛羽立ちに関して、太もも部分はだいぶ無くなってきましたが、膝から下に掛けては健在です。
たった1つ後悔は、5cm裾上げしてしまったことです。W32L34を購入しましたが、私と同じ172cmであれば、裾上げは不要だと思います(ロールアップを楽しめなくなるから)。
とはいえ、LVC1955は絶妙なシルエットとヴィンテージ感溢れる毛羽立ち・色落ちを楽しめるので、とてもお気に入りのジーンズです。
今後もしっかりと穿き続けて、3年、4年、5年とどのように経年変化していくのか、レポートします。
では、また来年!!
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以下でもLVC1955関連の情報を発信しております。興味のある方はぜひご覧ください。