バズリクソンズのシャツと聞いて、多くの人が思い浮かべるのは、ブルーのシャンブレーシャツではないでしょうか。ブランドを代表する名作として、有名ですよね。
私もバズのシャンブレーシャツが欲しく狙っていたのですが、ZABOUさんで紹介されていたコットン・コバートという生地が使われたシャツに魅力を感じて、今回そのシャツを購入しました。
商品名は「COTTON COVERT WORK SHIRTS」。シャンブレー調の表情を持ちながら、よりタフで無骨な「コットン・コバート(杢生地)」を採用したワークシャツです。
購入してから調子が良く、ハイペースで着込んでおります。色もグレーで使いやすいんですよね。
本記事では、バズの定番シャンブレーシャツとは一味違う「コットン・コバート」を使用したワークシャツの魅力やサイズ感、洗濯後の縮み紹介します。
渋い色なので、大人の男性に似合いやすいシャツだと思います。ぜひ、参考にしてください。
|
|
Contents
コットン・コバートとは?
COTTON COVERT WORK SHIRTSの最大の特徴は「コットン・コバート」という生地です。
一見すると、ヴィンテージのブラックシャンブレーのようにも見えますが、その成り立ちや質感には明確な違いがあります。
異なる糸を撚り合わせる「杢糸(もくいと)」の技術
引用元:https://media.cropozaki.com/solution/heather/
コットン・コバート最大の特徴は、「杢(もく)糸」を使用している点です。
杢糸とは、色の異なる糸(例えば黒と白、濃淡のあるグレーなど)を1本の糸に撚り合わせたもの。
杢糸を旧式の力織機で織り上げることで、生地の表面に独特の凹凸と「ごま塩」のようなムラ感が生まれます。
これが、シャンブレー調と感じる生地の正体です。
ちなみに私はSEROのシャンブレーシャツを愛用しておりますが、コットンコバートとシャンブレーを比較すると、コットンコバートのほうがガッシリしている印象です。
作業汚れを「隠す」ためのワークウェアの知恵
1940年代から50年代にかけて、アメリカのワークウェアにこの生地が多用されたのには理由があります。
当時は現代のように洗濯機が普及しておらず、作業着を頻繁に洗うことはできませんでした。
そこで、生地に細かく濃淡をつけることで、油汚れや埃を視覚的に目立たなくさせたのです。
コットン・コバートは、過酷な現場で働く男たちのために生まれた生地とも言えます。
シャンブレーよりも重厚で、タフな質感
一般的なシャンブレー生地が軽やかで清涼感があるのに対し、コットン・コバートはより厚みがあり、しっかりとしたコシを感じるのが特徴です。
-
耐久性: 撚り合わせた糸を使っているため、摩擦に強く非常にタフ。
-
肌触り: 最初は少しザラっとした硬さがありますが、着込むほどに驚くほど柔らかく、自分の体に馴染んでいきます。
|
|
【バズリクソンズ】COTTON COVERT WORK SHIRTSの特徴・スペック
↑はCOTTON COVERT WORK SHIRTSを上から見た画像です。めちゃくちゃ渋い色していますよね。どのコーデにも合わせやすい色味です。
台襟が付いているため、ワークシャツながらもしっかりと襟が立ち、非常にシャープな印象を与えてくれます。
ボタンを一番上まで留めても良し、少し開けてラフに着ても襟の形が崩れにくく、顔まわりをスッキリと見せてくれるのが特徴です。
フロントポケットや前立てに使用されているのは、雰囲気抜群の「尿素ボタン」です。
現代のプラスチックボタンとは異なり、マットで重厚感のある質感がこの「コットン・コバート」の生地に見事にマッチしています。
※尿素ボタンとは尿素とホルムアルデヒドを原料とする樹脂製のボタン。耐熱性や対候性に優れている
繰り返しになりますが、このシャツの最大の魅力は、なんといってもこの「ごま塩」のような生地感でしょう。
シャンブレーに見えますが、これは1940年代〜50年代のワークウェアに使われていた「コットン・コバート」という生地。
異なる色の糸を撚り合わせた「杢糸」を使い、旧式の力織機で織り上げることで、単色では出せない奥行きとムラ感が生まれます。
最初は少しザラっとした硬さがありますが、着込むほどに驚くほど柔らかく、体に馴染んでいきます。
裾の両脇には補強のためのマチが付いており、そこから縫い終わりの糸が垂れ下がったままの「空環(からかん)仕様」になっています。
これは昔の大量生産時代のミシンワークを再現したもので、糸が出ているのは決して不良品ではなく、むしろ「ヴィンテージの証」ともいえるこだわりのディテールです。
袖口の作りも、実用性を重視したワークウェアらしい仕上がりになっています。「いってこい仕様」と呼ばれるタフな構造で、ガシガシと袖を捲り上げて着るのにも適しています。
ブルーシャンブレーとはまた違う、ブラックカラーならではのモダンな雰囲気があるため、ワークスタイルだけでなく綺麗なスラックスなどと合わせても問題ないでしょう。
| 商品名 | COTTON COVERT WORK SHIRT |
| 価格(税込) | ¥18,480 |
| カラー | ブラック、ブラウン |
| サイズ | S,M,L,XL,XXL |
| 素材 | コットン100% |
| 洗濯可否 | 洗濯機での洗濯可能 |
|
|
【バズリクソンズ】COTTON COVERT WORK SHIRTSのサイズ感:縮みを考慮してワンサイズUPしました
シャツ選びで悩むのがサイズ感ですよね。特にコットン系の素材は多少の縮みを考慮しなければいけません。
参考までに、私の体型と実際に選んだサイズをご紹介します。
筆者の体型と選択サイズ
-
身長: 172cm / 体重: 65kg
-
選択サイズ: Lサイズ
-
状態: 10回以上洗濯済み
|
|
なぜ「M」ではなく「L」を選んだのか?
店頭で新品を試着した際、ジャストサイズは「M」でした。しかし、最終的に私はワンサイズ上の「Lサイズ」を購入しました。理由は2つあります。
1. 洗濯による「縮み」への対策
以前、アイビーの定番ブランド「SERO」のシャツを購入した際、店員さんから「シャンブレー系はオックスフォードより縮みが出る」とアドバイスを受けた経験がありました。
今回のバズリクソンズのコットン・コバートも同様かもしれないと思い、店員さんに確認したところ、やはり1~2cmくらいの縮みが出るとのことでした。
この手の生地は、洗濯と乾燥を繰り返すことで目が詰まり、全体的にギュッと縮みが発生します。
そのため、縮み考慮した上で、ワンサイズUPが良いのでは?と目測を立てました。
2. 「気持ちゆるめ」に着たい今の気分
もう一つの理由は、ワークシャツらしいリラックス感を重視したかったからです。
ピタピタのジャストで着るよりも、少し肩が落ち、身幅に余裕がある方が、中にTシャツを合わせた時のバランスが良く、大人の余裕を感じさせるシルエットになります。
10回以上洗濯した現在のサイズ感
現在、10回以上洗濯を繰り返した状態ですが、「気持ちゆとりがあるかな〜」という、理想的なサイズ感に落ち着いています。
新品の時に「少し大きいかな?」と感じるくらいで選んでおくと、縮みきった後にちょうど良い「自分の形」になってくれます。
|
|
【バズリクソンズ】COTTON COVERT WORK SHIRTSの洗濯後の縮みやシワ感
バズリクソンズCOTTON COVERT WORK SHIRTSの洗濯前後の縮み具合は以下のとおりです。
| 新品の実寸(cm) | 洗濯後の実寸(cm) | |
| 着丈 | 74.5 | 72.5(-2.0) |
| 袖丈 | 62.0 | 60.5(-2.0) |
| 身幅 | 57.0 | 54.0(-3.0) |
COTTON COVERT WORK SHIRTS(Lサイズ)を10回ほど洗濯すると着丈が2.0cm、袖丈が2.0cm、身幅が3.0cm縮むことが分かりました。
洗いを掛けることで、画像でみても明らかに縮んでおりますね。172cmであれば、まだ少しゆるいサイズ感です。
個人的にはこのサイズ感が気にっているため、バズリクソンズのコットンコバートシャツはワンサイズUPで購入することをおすすめします。
洗濯後のシワですが、最初の数回は生地が硬いため、シワも目立ちました。
ただ、洗濯を繰り返すうちに生地も柔らかくなり、自然な風合いのシワが発生します。私はアイロンをかけずに洗いざらしのまま着ております。
|
|
【バズリクソンズ】COTTON COVERT WORK SHIRTSのコーデ
↑はバズリクソンズにオアスロウ105とブランドストーンを合わせております。オアスロウ105をロールアップさせてブーツをチラ見せのアメカジっぽさを意識したつもりです。
言うて、バズリクソンズとオアスロウ105は日本、ブランドストーンはオーストラリアなので、アメリカあまり関係ないですね。
-
-
オアスロウ105デニム1年経年変化|色落ち・縮み・コーデ紹介
オアスロウ105を購入してから、気づけば1年が経過しました。この1年間、週3ほどのペースで穿きましたが、正直ここまでハマるとは思いませんでした。オアスロウ105の魅力に取り憑かれています。 私はこれま ...
続きを見る
-
-
ブランドストーンのサイズ感やエイジングをレビュー!安く買う方法は?
ブランドストーンは性別を問わず、人気のワークブーツです。ブランドストーンが欲しいと思う方はいらっしゃるでしょう。 私は子供と外で遊ぶ機会が多く、「雨に強い、着脱がしやすい、経年変化を楽しめる」の3拍子 ...
続きを見る
バズリクソンズにユニクロのワイドフィットチノとパラブーツのシャンボードを合わせています。ワンポイントのバッグにはマンティス1をチョイス。小春日和を意識したコーデです。
-
-
【ユニクロ】ワイドフィットチノのサイズ感・スペック・コーデを徹底レビュー
ユニクロのワイドフィットチノは超人気のボトムスです。ワイドなシルエットは履くだけで今っぽくなる上に、税込4,000円以下で手軽に購入しやすいのも魅力。 私も購入してから1ヶ月経過しますが、どのコーデに ...
続きを見る
-
-
【パラブーツ】シャンボードのサイズ感・経年変化レビュー!特徴やモカ割れも解説
パラブーツのシャンボードは長きに渡り人気の革靴です。シャンボードに憧れを持っている方はいらっしゃるでしょう。 カッコ良くもあり可愛くもあるフォルムは唯一無二ですよね。雨に強いのも魅力の一つです。 そん ...
続きを見る
-
-
【アークテリクス】マンティス1とマンティス2の違いを徹底比較!
マンティスシリーズはアークテリクスの中でも超人気のバッグです。「マンティスが気になる!」と思って検索をかけてもマンティス1とマンティス2が出てきて困惑する方はいらっしゃるでしょう。 私もどっちを買って ...
続きを見る
バズリクソンズの上にARANのベストを羽織りました。パンツはユニクロのワイドスラックスです。足元はジャランスリウァヤのローファー。
カジュアルよりのバズに対して、スラックスと革靴を合わせてベクトルをドレス寄りに寄せたつもりです。
-
-
ARANのベストで作る秋冬30代メンズ着こなし術
最近ようやく、ベストの良さに気づきました。きっかけは、奈良発のブランド「ARAN」のベストを買ったこと。 セレクトショップのZABOUのブログを見て最初は「なんとなく格好いいな」の気持ちだったのですが ...
続きを見る
-
-
【ジャランスリウァヤ】ローファー98998は痛い?サイズ感・評判・コーデをレビュー
私は2024年7月にジャランスリウァヤのローファー(98998)を購入しました。購入した理由は以下のとおりです。 本当は前から憧れていたJ.M. WESTONのシグニチャーローファーが欲しかったのです ...
続きを見る
バズリクソンズの上にARANベストとアークテリクスのスコーミッシュフーディを羽織り、パンツをナウンのブラックスピンドルにしました。
ローファーは鬼ヘビロテしているジャランスリウァヤです。
全身を黒でまとめつつ、絶妙にトーンを変えるグラデーション。それが「洒落ている」という確信に近い勘違いしている私です。
そんな自惚れを胸に、今日も彼は颯爽と田無の街を闊歩するのであった。
-
-
黒デニムはナウンで正解?コーデ・色落ち・ワイドシルエットを徹底解説
私はデニムが好きで、普段からよく穿いています。特にお気に入りはオアスロウ105やLVC1955。そんな私ですが、最近「次、買うならどんなデニムが良いだろう?」と迷っていました。 そんな時、服屋のサイト ...
続きを見る
|
|
まとめ:コットン・コバートシャツは育てるための生地である
今回ご紹介したバズリクソンズの「COTTON COVERT WORK SHIRTS」は、シャンブレーに近い軽やかさを持ちながら、ワークウェアらしいタフな着心地も兼ね備えた万能な1着です。
着込むほどに「自分の体形」に合わせて柔らかく馴染んでいく。この経年変化こそが最大の魅力です。
杢グレーの色味は、デニムやチノパンはもちろん、軍パンとも相性抜群。単なるカジュアルウェアに留まらない、大人っぽく無骨な雰囲気を演出してくれます。
特にこのバズリクソンズの一着は、ヴィンテージのディテールを忠実に再現しており、まさに「一生モノ」として付き合える相棒のようなシャツです。
筆者は172cmでワンサイズUPのLサイズを購入しました。
|
|

















