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ブランドストーン(スムースレザー)お手入れ方法と汚れ落としを徹底解説

ブランドストーン手入れアイキャッチ
ブランドストーンが汚くなってきたし、そろそろ汚れを落としたいなあ

本記事では、ブランドストーンのお手入れ方法を紹介します。

ステップごとに解説しているので、理解しやすいと思います。本記事の内容を実施するとあなたのブランドストーンが見違えるほどキレイになるでしょう。

jumpei
ブランドストーンだけでなく、スムースレザーのブーツに応用できるお手入れ方法ですので、ぜひ参考にしてください。

ブランドストーンのお手入れ方法の手順

ブランドストーンのお手入れ方法の手順は以下の5ステップです。

STEP1.馬毛ブラシでブラッシング

STEP2.ステインリムーバーで汚れを落とす

STEP3.デリケートクリームを塗って革に栄養を補給する

STEP4.豚毛ブラシでブラッシング

STEP5.防水スプレーをかける

たくさんの写真を添えて解説します。

jumpei
ブランドストーンのお手入れは道具があれば超簡単です。

STEP1.馬毛ブラシでブラッシング

馬毛ブラシの画像

ブランドストーンを全体的に馬毛ブラシでブラッシングします。

馬毛ブラシをする理由は「埃や汚れの除去するため」「栄養クリームの馴染みを良くするため」です。

馬毛ブラシで磨いている画像

馬毛ブラシは革の傷つきや摩擦を防ぐために柔らかい毛を使用しているので、埃落としには最適のブラシです。Amazonや楽天でも数百円〜数千円で購入できます。

jumpei
スムースレザーに埃が付いたままだと劣化を速めてしまうため、ブランドストーンを履き終えた後は馬毛でブラッシングすることをおすすめします。

STEP2.ステインリムーバーで汚れを落とす

ステインリムーバー単体の画像

ブラッシング後はステインリムーバーで目立つ箇所の汚れを落としていきます。

メモ

ステインリムーバーは靴の表面の汚れや古いクリームを落とし、栄養クリームの浸透性を向上させる液体クリーナーです。

リムーバーとブランドストーンとウエス

今回使用するのは、エム・モゥブレィのステインリムーバー。水性で優しい成分で作られているため、スムースレザーのブランドストーンにはピッタリのクリーナーとなっています。

ステインリムーバーをウエスに垂らしている画像

画像のように布にステインリムーバーを垂らし、全体的に拭いていきます。乳液のような質感の液体です。

ステインリムーバーで拭いている画像

全体的に優しく拭いていきます。

ステインリムーバー後の単体画像

↑はステインリムーバー後の画像ですが、キレイになりました。

jumpei
白スニーカーにステインリムーバーを使うと汚れが落ちていることがハッキリと分かります。

STEP3.デリケートクリームを塗って革に栄養を補給する

デリケートクリームの写真

ステインリムーバー後の革はすっぴん状態です。そのため、デリケートクリームを塗って栄養を補給する必要があります。

ブランドストーンと栄養クリームの蓋を開けている画像

指でクリームを適量とり、布にクリームをつけて、革全体に浸透させましょう。クリームの質感はトゥルンとしています。

栄養クリームを塗っている写真

栄養クリームを塗ることで、ひび割れのような劣化を防げます。

栄養クリーム塗布後の単体画像

上記はデリケートクリーム塗布後の画像です。革がしなやかになり、見た目もよくなるので汚れ落としと併せて行うようにしましょう。

デリケートクリーム塗布前後のブランドストーン

写真では分かりにくいですが、革がかなり柔らかくなりました。

デリケートクリームはエム・モゥブレィがおすすめです。滑らかな質感で浸透しやすく、あらゆる革製品のお手入れにも使えるため、購入して損はないでしょう。

 

jumpei
エム・モゥブレィのステインリムーバーとデリケートクリームは使用期限がないので一度買ったら長く使えるのもポイントです。

STEP4.豚毛ブラシでブラッシング

豚毛ブラシの画像

クリームを塗ったら、豚毛ブラシを使って全体的にブラッシングをします。

豚毛ブラシをする理由は「栄養クリームを馴染ませる」「ツヤ出し」です。

豚毛ブラシは馬毛ブラシに比べて硬い毛先になっています。これにより、クリームの粘りに負けずに、押し込むように浸透されることが可能になるのです。

ブランドストーンに豚毛ブラシをしている画像

ガシガシとブラッシングをします。

豚毛ブラシ前後のブランドストーン

↑は豚毛ブラシ後の画像ですが、しっかりと艶が出ています。

豚毛ブラシもAmazonで購入可能です。そんなに高いモノを買う必要はありません。私も以下の豚毛ブラシを使っていますが、何の問題もなく使えています。

STEP5.防水スプレーをかける(やらなくても大丈夫です)

アメダスとブランドストーン

ブランドストーンの防水性を高めるために、防水スプレーをかけるとよいでしょう。

ただ、ブランドストーンの色によってはスプレーの跡が残る可能性があります。

とはいえ、近くで見ない限りは気づけませんし、時間が経つと消えますので、あまり気にする必要はないでしょう。

防水スプレーはアメダスがおすすめです。革製品はもちろんのこと、傘などにも使えますよ。

jumpei
汚れ落とし&お手入れは5分~10分くらいで終わります。

ブランドストーンを磨いたビフォーアフター

ブランドストーンを磨いたビフォーアフターを見ていきましょう。

ブランドストーンビフォー ブランドストーンアフター

アフターの方が光沢感があると思います。また、革もモッチリしました。

jumpei
写真では分かりにくいかもしれませんが、磨いた後の方が光沢や艶が出ています。

ブランドストーンのお手入れに必要な道具

ブランドストーンの手入れに必要な道具の画像

ブランドストーンは、以下の道具があれば汚れ落とし&お手入れは可能です。

必要な道具

  • 馬毛ブラシ(毎回ブラシでケアするのがおすすめ)
  • ステインリムーバー
  • 栄養クリーム
  • 豚毛ブラシ
  • ウエス(リムーブ用1枚と栄養クリーム用1枚)
  • 防水スプレー(無くてもよい)

リンクは以下のとおりです。

ブランドストーンのお手入れの頻度:そんなに気にしなくてよい

ブランドストーン手入れ後の画像

ブランドストーンのお手入れの頻度ですが、そこまで神経質になる必要はなく、乾燥が気になったタイミングで行うとよいでしょう。

ブランドストーンのコンセプトは「EVERYWHERE LIFE TAKES ME」

直訳すると「人生のどこにでも連れて行ってくれる」。どんな天候にもロケーションにも対応できる頑丈なワークブーツなのです。

少し無骨に履いてエイジングさせた方が、ブランドストーンの雰囲気が出るでしょう。

1度もケアをしないで履く人もいるようです。私自身、4ヶ月ほど手入れをしなかったのですが、ヒビ割れ等は発生せずに問題なく履けています。

※ブランドストーンの公式サイトでは2週間に1回程度と紹介されています。

お手入れ頻度は以下を基準にするとよいでしょう。

  • 綺麗目に履きたい場合→2週間に1回
  • エイジングを楽しみつつ長く履きたい場合→3ヶ月に1回
  • 無骨に履きたい場合→お手入れをしないor乾燥が気になったタイミング
  • 馬下ブラシは靴を脱いだタイミングで実施する

馬下ブラシのブラッシングはサボらずに実施することをおすすめします。

なぜなら、靴に埃が付いていると革の油分に埃が移ってしまい、劣化を早めてしまうからです。ブラッシング自体は10秒くらいでサッとできます。

ブラシは100ショップにも売っていますが、安価なブラシだと毛が抜けたり、使いにくかったりします。

以下は高級感もあり、他のレザーシューズにも転用できますので、興味のある方はご覧ください。

 

jumpei
ブランドストーンは自分のスタイルに合わせてお手入れ方法を変えるとよいでしょう。

ブランドストーンの加水分解を気にする人はジッパーに入れて保管しよう

ブランドストーンのソール加水分解

画像引用元:https://labo-msr.com/2023/07/04/34040

ブランドストーンの寿命は5年〜10年と言われております。ソールに加水分解が起こるためです。

加水分解とは湿度によってソールがボロボロになる現象です(スニーカーなどにも起こります)。

加水分解の原因は湿気や水分です。つまり、湿気を上手に逃がせれば加水分解を遅らせることができます。主に以下のような対策をとるとよいでしょう。

  • 定期的に履く
  • 靴箱に長期保管する際はジッパーに入れて保管する

夏はブランドストーンの履き込み回数が減ると思います。靴箱に長期保管しておくと加水分解を早めるので注意しましょう。

jumpei
ソール交換は高いため、加水分解したら新品を買う人が多いようです。

まとめ:ブランドストーンのお手入れは簡単

ブランドストーンとロールアップ

本記事では、ブランドストーンの汚れの落とし方とお手入れ方法を紹介しました。

ブランドストーンは機能的かつ経年変化を味わえるワークブーツです。適切なタイミングでお手入れをしてブランドストーンを楽しみましょう。

jumpei
ファッションを楽しむためにも、ブランドストーンを長く愛用するためにも、定期的にケアをしていきましょう。

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