
- はじめてレザーソールの革靴買うけど、手入れの仕方が分からないな
- レザーソール持っているけど、かなり汚くなってきたな
- レザーソールのお手入れに必要な道具を知りたいな
レザーソールのお手入れと言われても、具体的なやり方って見えづらいですよね。私も初めてレザーソールの革靴を買った時は、お手入れ方法は全く知りませんでした。
レザーソールをケアしないと↑の画像のようにカピカピになり、劣化を速めてしまいます。
レザーソールは消耗しやすいため、長く着用したい場合は、定期的なケアが必要です。
ケアすると↑のようになります。レザーソールのケアは大して難しくないので、気軽に取り組んでいただきたいです。
本記事では、レザーソールのお手入れ方法を紹介します。
ステップごとに解説しているので、理解しやすいと思います。また、各ステップでなぜこの道具が必要になるかも解説しています。
本記事の内容を実施するとあなたのレザーソールは見違えるほど状態が良くなるでしょう。

Contents
レザーソールのお手入れ方法の手順と頻度
レザーソールのお手入れ方法の手順は以下の3ステップです。
STEP1.ステインリムーバーでソールの汚れを落とす
STEP2.栄養クリームを塗る
STEP3.かっさ棒で仕上げ
履く頻度によりますが、3足でローテーションを回すとなると、3ヶ月に1回は手入れを行うようにしましょう。
手入れのやりすぎは革底の油が多くなってしまうので、あまり良くないです。ほどほどに実施するようにしましょう。

STEP1.ステインリムーバーでソールの汚れを落とす
まずはレザーソールの汚れを落とします。ウエスを1枚用意しましょう。
汚れ落としに使うアイテムはモゥブレィのステインリムーバーです。
軟水をベースに作られたソフトな水溶性クリーナーで、革に優しく汚れもスッキリ落とせます。
ステインリムーバーをよく振って、ウエスに適量取ります。
レザーソールを拭いていきましょう。
↑のようにリムーバーで拭き取るとウエスがガッツリと汚れます。

STEP2.栄養クリームを塗る
次にレザーソール用の栄養クリームを全体的に塗ります。
使用するアイテムはペネトレイトブラシとモゥブレィの栄養クリームです。
ペネトレイトブラシに栄養クリームを垂らします。クリーム状なので容器をグッと押さないと中身が出てきません。
↑のようにレザーソール全体に栄養クリームを塗っていきます。
モゥブレィのソールモイスチャライザーはレザーソール用の栄養クリーム。定期的に栄養を与えることで以下の効果が期待できます。
栄養クリームを与えるメリット
- ソールの柔軟性が高まる
- ソールの返りが良くなり、歩きやすさが向上する
- 消耗を抑え、耐久性がアップする
- 革の通気性が担保され、滑りにくい状態に仕上がる
↑は栄養クリームを塗った時点でのビフォーアフターです。
STEP3.かっさ棒で仕上げ
栄養クリームを塗布した後はかっさ棒を押し付けます。ソールの繊維を引き締め、耐久性をアップさせる効果があります。
↑のようにかっさ棒にウエスを巻きつけて革底を潰しながらクリームを押し込みます。
↑のように光沢が出ましたら、陰干しで乾燥させて仕上げ完了です。
両足のお手入れすると↑のような仕上がりです。後は陰干しして乾かしましょう。
定期的に栄養クリームを塗ることでレザーソールに潤いを与え、革底の減りも抑えられます。また、歩行時の返りも良くなり、履き心地も向上するでしょう。
市場にあるレザーソール用のスティックは高すぎるため、私は↑のかっさ棒を使っています。このかっさ棒でも問題なく仕上げられます。

レザーソールのビフォーアフターの比較画像
いかがでしょうか。潤いと光沢感が増していることが一目で分かると思います。
レザーソールの汚れ落としとお手入れに必要な道具
以下の道具があればレザーソールの汚れ落とし&お手入れは可能です。
必要な道具
- 布切れ2枚(リムーブ用1枚とかっさ棒用1枚)
- リムーブクリーナー
- 栄養クリーム(エム・モゥブレィ)
- ペネトレイトブラシ
- かっさ棒
リンクは以下のとおりです。
まとめ:定期的にお手入れしてレーザーソールを長く楽しみましょう
本記事では、レザーソールの汚れの落とし方とお手入れ方法を紹介しました。
レザーソールの革靴はシャープで美しい見た目が魅力ですが、お手入れを怠ると劣化が進んでしまいます。
せっかくの経年変化を楽しむためにも、定期的なケアを習慣にして、大切な一足を長く愛用しましょう。