
- シャンブレーシャツって何のこと?
- 青っぽい色だけど、デニムとの違いは?
- 誰か分かりやすく教えてくれないかな
シャンブレーシャツと聞くと、「デニムと何が違うの?」と思う方も多いかもしれません。一見するとどちらも青みがかった生地で、カジュアルな印象ですが、実は織り方や質感に違いがあります。
シャンブレーは経糸に色糸、緯糸に白糸を使った平織りの生地で、デニムよりも軽く、柔らかな風合いが特徴。そのため、シャツとしても着心地が良く、季節を問わず活躍します。
本記事を読むことで、シャンブレー生地の特徴やデニムとの違いが分かり、シャンブレーシャツへの知見が広がるでしょう。
今回は、そんなシャンブレー生地の魅力を掘り下げながら、定番ブランド「SERO」のシャンブレーシャツのサイズ感やディテールについて詳しくご紹介します。

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Contents
シャンブレー生地とは?デニムとオックスフォードとの違いを表にまとめた
特徴 | シャンブレー | デニム | オックスフォード |
織り方 | 平織り(たて糸とよこ糸が1本ずつ交差) | 綾織り(たて糸が2本以上のよこ糸をまたぐ) | 斜子織り(オックスフォード織り)(たて糸とよこ糸を2本ずつそろえて織る) |
生地の厚み | 薄手で軽く、柔らかい | 厚手でしっかりしている | 中厚で適度なハリがある |
通気性 | 通気性が良く、春夏でも快適 | 通気性は低めで、秋冬向き | 通気性はほどほど、年間通して着やすい |
見た目 | 均一な色合いで上品な印象 | 綾織りの畝(うね)があり、コントラストがはっきり | やや立体感があり、カジュアルながら上品 |
肌触り | なめらかで柔らかい | ゴワつきがあり、着込むほどになじむ | ざらっとした質感でしっかりした感触 |
用途 | シャツが多く、カジュアルからキレイめまで幅広く活躍 | ジーンズやジャケットなど、耐久性が求められるアイテムに使われる | ボタンダウンシャツによく使われ、ビジネスカジュアルやキレイめなスタイルに適している |
※シャンブレーとデニムは、経糸(たて糸)に色糸(主にインディゴ)、緯糸(よこ糸)に白糸を使用します。
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シャンブレーとデニムの違い ポイントは「織り方」
シャンブレーとデニムは一見似ていますが、大きな違いは「織り方」にあります。
- シャンブレーは平織り(たて糸とよこ糸が1本ずつ交差する織り方)で、軽くて通気性が良く、柔らかな風合いが特徴。
- デニムは綾織り(たて糸が2本以上のよこ糸をまたぐ織り方)で、厚みがあり丈夫な生地に仕上がる。
平織りと綾織りの違いについては、↑の画像が分かりやすいと思います。
織り方の違いにより、シャンブレーはシャツに最適で軽やかな印象を与え、デニムはパンツやジャケット向きで丈夫で長年使える生地となっています。
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シャンブレーとオックスフォードの違いは?
カジュアルシャツとして代表的なのはオックスフォードではないでしょうか? しっかりとした生地感と適度なハリがあり、ボタンダウンシャツの定番素材としても知られています。
対して、シャンブレーはもう少し軽やかで柔らかく、さらっとした肌触りが特徴です。
この違いを生み出しているのが「織り方」です。
- オックスフォードは斜子織り(たて糸とよこ糸を2本ずつ揃えて織る織り方)で、厚みがあり耐久性が高い
- シャンブレーは平織り(たて糸とよこ糸が1本ずつ交差する織り方)で軽く通気性が良い
カジュアルながらきちんと感を出したいならオックスフォード、リラックスした雰囲気や軽さを求めるならシャンブレー、と使い分けるのがおすすめです。
ちなみに私はSEROのオックスフォードも所有・ヘビロテしています。気になる方は以下記事をご覧ください。
シャンブレーシャツのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
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シャンブレーシャツのメリット・デメリットをまとめましたが、正直、デメリットはほとんどなし。
さすがにビジネスシーンで選ぶ人は少ないと思いますが、それ以外の場面ではかなり使いやすいアイテムです。
着込むほどに風合いが増し、どんなコーデにもなじむので、大人なら1枚持っておきたいシャツ ですね。
【SERO】シャンブレーシャツを所有しています
ここまでシャンブレーシャツについて解説してきましたが、私はSEROのシャンブレーシャツ(日本製)を愛用しています。
季節を問わず着回しやすく、かなりの頻度で活躍中です。

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SEROとは?ブランド解説
SERO(セロ)は、1929年にアメリカで創業した老舗シャツブランドです。特にボタンダウンシャツの名門として知られています。アイビーリーグスタイル全盛の1960〜70年代には、多くの大学生やビジネスマンに愛されました。
SEROはもともとアメリカ製でしたが、生産中止となりカナダ製へ。再度アメリカ製に戻ったのですが、現在は日本企業のバックアップのもと、上質なシャツを作り続けています。
特徴的なのは、適度にゆとりのあるシルエットと、品のあるカジュアルさを兼ね備えたデザイン。
ビジネスシーンから休日のリラックススタイルまで幅広く活躍します。
そんなSEROの中でも、シャンブレーシャツは定番アイテムのひとつ。軽やかな生地感と絶妙なシルエットが魅力で、1枚持っておくと着こなしの幅がぐっと広がります。
↓はほとんど流通していないアメリカ製のSEROです。ハンガーループはありませんが、とてもレアです。興味のある方はぜひご覧ください。
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SEROシャンブレーシャツの特徴・サイズ感
SEROのシャツはボタンが8個です。一般的なシャツはフロントボタンの数は7個と言われています。
8個だとボタンの間隔が狭くなるので、上を開けたり、下を開けたりと細かい調整がしやすいです。また、第一ボタンを開けてもセクシーになりにくいことも魅力でしょう。
※2025年から仕様変更により、フロントボタンの数が8個から7個へと変更になるようです。

SEROの襟の長さは6.5cmです。一般的なボタンダウンシャツは襟が7〜8cmくらいなので、SEROの襟は小ぶりと言えるでしょう。
しかしながら、そこはSERO。小ぶりながら襟のたちがよく、品良く主張してくれます。
バスクシャツのインナーにSEROのシャンブレーシャツを合わせるのですが、収まりがよいです。
後ろにはネクタイのずれ防止のボタンとハンガーループがついており、ボックスプリーツ仕様です。この仕様はアイビーシャツが由来のようです。
↑シャンブレーシャツですが、腕まくりして着ることが多いです。
タックインすると↑のような感じです。
SEROのシャツはタックアウト、タックインどちらも対応できるちょうど良い着丈になっています。
これがラルフローレンやブルックスブラザーズだとちょっと着丈が長いんですよね。
そう考えるとSEROの着丈は絶妙だと思うわけです。おそらくですが、日本製になり日本人の体型に合わせた作りになっているのでは?と勘ぐっております。
SEROのシャンブレーシャツのサイズ感を紹介します。
筆者の体型
身長:172cm
体重:58kg
SEROの15(Mサイズ相当)を着用
10回以上洗濯済み
私は、SEROはオックスフォードとシャンブレーを所有しております。オックスフォードは14Hを着用しジャストサイズですが、シャンブレーはワンサイズUPの15を購入しました。
理由として、シャンブレーはオックスフォードよりも縮みが出るようで、ワンサイズ上げたほうがよいと店員さんにアドバイスされたからです。
※縮みの理由はインディゴ由来とのことでした。オックスフォードでもインディゴ糸を使用すると激しく縮む可能性があります。
現在10回以上を洗濯しましたが、172cm58kgで15のシャンブレーは気持ちゆとりがあるかな〜といったサイズ感です。
私は、このサイズ感でも大丈夫ですが、もう少しタイト目に着たい方はジャストサイズを選んでもよいと思いました。
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SEROシャンブレーシャツの洗濯後の縮みやしわ感
SEROシャンブレーシャツ (サイズ15)の洗濯前後の縮み具合は以下のとおりです。
SEROシャンブレー(サイズ15)の寸法 | 新品の実寸(cm) | 洗濯後の実寸(cm) |
着丈 | 79.0 | 77.0(-2.0) |
袖丈 | 60.5 | 60.5 |
身幅 | 52.0 | 49.5(-2.5) |
SEROシャンブレーシャツ (サイズ15)を1回洗濯すると着丈が2.0cm、身幅が2.5cm縮むことが分かりました。
ここからは、新品と洗濯後の着用画像をみていきましょう。
↑は1回目の洗濯の記録です。現在は10回以上洗濯したシャンブレーシャツを着用していますが、まだ少し緩いサイズ感です。
今後も徐々に縮む可能性を考えれば、シャンブレーシャツはワンサイズ大きめ購入することをおすすめします。
また、洗濯後のシワはどうしても残りますが、シャンブレー生地ならそれも味。私はアイロンをかけずに、洗いざらしのまま着ています。

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シャンブレーシャツのコーデ
シャンブレーシャツにワイドフィットチノとローファーの組み合わせです。マンティス2もかけてみました。春の休日はよくこの組み合わせで出かけています。
SEROのシャンブレーシャツをインナーにしました。アウターはバラクータG9、パンツはオアスロウの定番モデル105、足元はシャンボードを履いています。
トップスにセントジェームスのウエッソンをかぶせ、襟と袖からシャンブレーをチラ見せするコーデです。パンツはラディアルの色落ちデニムを選びました。
シャンブレーシャツはグレーパンツとも相性抜群。トーンが近いので、まとまりのある着こなしができます。
パンツはFOBfactoryのグレーパンツです。とても使いやすいアイテムで重宝しています。気になる方はぜひ以下記事をチェックしてください。
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まとめ:シャンブレーシャツ 1着あれば重宝します
シャンブレーシャツは、軽やかで着心地が良く、季節を問わず活躍する万能アイテムです。
シャンブレーはデニムほど厚みがなく、オックスフォードほどかっちりしすぎない絶妙なバランスが魅力。
カジュアルにもキレイめにも合わせやすく、1枚持っておくとコーディネートの幅が広がります。
特にSEROのシャンブレーシャツは、シンプルながら上品なデザインで、どんなスタイルにも馴染みやすい一着。

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