
- ジャランスリウァヤのローファーの経年変化ってどんな感じだろう
- 誰か1年くらい履いた人のエイジング、見せてくれないかな
ジャランスリウァヤといえば、インドネシア発の実力派革靴ブランド。
ハンドソーンウェルテッド製法や上質なレザーを使いながらも、手に取りやすい価格帯で、日本でもすっかり定番の存在となりました。
今回紹介するのは、その中でも人気モデルのローファー「98998」の経年変化。私がこの靴を購入したのはちょうど1年前。
最初はやや硬さを感じつつも、徐々に馴染んできて、今では週に何度も履いております。
実を言うと、当初はJ.M. WESTONのシグニチャーローファーが本命でした。圧倒的な憧れがあり、いつかは…と思っていましたが、やはり価格が高い。
J.M. WESTONにデザインが似ており、なおかつ手頃な価格帯のジャランスリウァヤを購入した次第です。しかし、いざ1年履いてみると「ジャランスリウァヤでよかったな」と思えるようになりました。
どのコーデにも合わせやすいフレンチなデザインで、オンオフ問わず使いやすく、つい手が伸びてしまう、98998はまさにそんな1足です。
この記事では、ジャランスリウァヤのローファー「98998」の1年間の経年変化を、たっぷりの写真とともにご紹介します。
購入を検討している方や、履き込んだ後の雰囲気が気になっている方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。

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Contents
【ジャランスリウァヤ】ローファー98998-1年経年変化
ジャランスリウァヤのローファーを1年間履き続けた経験から感じたことや、見えてきた経年変化についてお伝えします。靴の経年変化は、日々愛用して初めて気付けるものです。
新品の状態から始まり、履き込むほどにどのように風合いや履き心地が変化していったのか。実際の写真や詳しいレビューを通じて、その変化の魅力をお届けします。
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ジャランスリウァヤ98998:アッパーの経年変化
新品、1年後の画像を並べてみました。1年間履き込んだことで新品の状態とは明らかに異なり、シワが深くなり、貫禄も出てきたと感じています。
左右でシワの出方が異なっています。
高価格帯の革靴であれば、もっと風合いのあるシワになるかもしれませんが、私はジャランスリウァヤのこのシワ感に満足しています。
ちなみに革のお手入れは3ヶ月に1回程度です。ローファーのお手入れ手順は以下の記事で解説しております。
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【ジャランスリウァヤ】ローファー98998は痛い?サイズ感・評判・コーデをレビュー
私は2024年7月にジャランスリウァヤのローファー(98998)を購入しました。購入した理由は以下のとおりです。 本当は前から憧れていたJ.M. WESTONのシグニチャーローファーが欲しかったのです ...
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ジャランスリウァヤ98998:つま先の経年変化
↑は1年後のつま先の様子ですが、かなり削れてしまいました。レザーソールの宿命でしょうか。
↑はジャランスリウァヤの着用画像ですが、遠くから見ても削れ具合が分かるくらいまで、削れています。

ジャランスリウァヤ98998:レザーソールの経年変化
レザーソールはだいぶすり減りました。これは経年変化とは呼べないかもしれないです。
特にトゥの部分はかなり削れましたね。歩いた時のレザーソールの小気味良い音が好きなのですが、やっぱり消耗は早いです。
あと1年くらい履いたら、オールソールを考えています。
消耗の早いレザーソール。私は2ヶ月に1回の頻度でレザーソールのケアをしております。以下記事で手順を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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【超簡単】革靴レザーソールのお手入れ方法!頻度やメリットも解説
レザーソールのお手入れと言われても、具体的なやり方って見えづらいですよね。私も初めてレザーソールの革靴を買った時は、お手入れ方法は全く知りませんでした。 レザーソールをケアしないと↑の画像のようにカピ ...
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ジャランスリウァヤ98998を1年履いてみた感想
ジャランスリウァヤ98998を1年履いてみた感想を記載します。

これが私のジャランスリウァヤに対する評価です。単純に買って良かったです。
まず、「コーデに合わせやすい、着用回数が多い」の「着用回数が多い」箇所ですが、これはどのローファーにも言えることでしょう。しかし、ジャランスリウァヤは尚更コーデに合わせやすいと思います。
なぜなら、フレンチなデザインでトゥ部分もシュッとしていることから、フォーマルよりな印象を持たせることができ、カジュアルからドレスまで幅広く対応可能だからです。
私は、J.M. WESTONのシグニチャーローファーに圧倒的な憧れがありました。しかし、あまりにも高い。定価で15万円を超えております。
J.M. WESTON格好いいけど、流石に高すぎて、もはや貴族の履き物ではありませんか?
そんな中、J.M. WESTONに似たデザインのジャランスリウァヤのローファーを見つけて、ぜひこれを試着してみようと実際に店舗に行ったら、もう抜群の良さでしたね。
価格も5万円以下で購入可能ですし、J.M. WESTONではなく、ジャランスリウァヤで試してみようじゃないかと思った次第です。そしたら、1年履いて、もはやJ.M. WESTONを買う気がなくなりました。
いいんですよ。ジャランスリウァヤで。経年変化も楽しいです。私は、そこまで革靴に精通していませんので、シワの入り方の良し悪しが分かりません。
ただ、色々な方の動画をみているとジャランスリウァヤのシワの入り方はどうも安っぽい印象があるという動画を観たことがあります。
↑どうなのでしょうか。私は、十分これで満足しております。

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ジャランスリウァヤはダサい?ダサくないと思います
「ジャランスリウァヤってダサいの?」
そんな声をたまに見かけますが、正直なところ、私はまったくそうは思いません。
インドネシア製という点で、ヨーロッパの伝統的な靴ブランドに比べて格下のように見られてしまうことがあるのかもしれません。でも実際に履いてみると、その印象はきっと変わるはずです。
シンプルで飽きのこないデザイン、そして履くほどに増していく革の風合い。私は1年履き込んできましたが、見た目の雰囲気も自分の足に馴染んできた感覚も、とても満足しています。
もちろん、J.M. WESTONのような一流ブランドには一流ブランドの良さがあります。でも、いきなり高価な靴を買うのではなく、まずはジャランスリウァヤのようなコスパに優れた靴から試してみるのも、十分“アリ”だと思います。
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まとめ:ジャランスリウァヤ98998は買って大満足!コスパの良いローファーだと思う
本記事では、ジャランスリウァヤのローファー「98998」を1年間履いた経年変化を紹介しました。
履き始めはやや硬さがありましたが、履き込むにつれて足に馴染み、今では自分の足の形にしっくりと沿う“育ったローファー”に。シワや革の風合いも変化し、履くたびに味が出てきているのを実感しています。
正直、当初はJ.M. WESTONに憧れていたこともありましたが、今では「ジャランを選んで正解だった」と思えるほど、日々のスタメンとして活躍中です。
価格を考えても、かなりコストパフォーマンスに優れたローファーだと感じています。
これからも、しっかり手入れをしながら長く履いていくつもりです。
私は足長が左25.5cm、右25.3cm、足周が23.0cmで98998のUK6.5を購入しました。サイズの選び方については以下記事で解説していますので、興味のある方はご覧ください。

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